山の淑女ナナカマド〜
真っ赤に燃えるナナカマド〜
ナナカマドには多くの伝説が・・・・・
名の由来は7回窯に入れて燃やしても燃えない木から
7(ナナ)竃(カマド)
燃えにくいことから日本では
【火災除け・落雷除けの木】ともいわれ
御利益の神木として神社にも植えられています
他には
7度焼くと良質の炭になるとか
食器にすると丈夫で壊れにくく
竃が7度駄目になるくらいの期間使用できる
という説など様ざま・・・
ケルト伝説では魔法の力をもち
病気から、また誘惑から人を守り〜(笑)
霊的な力を高め、幸運をもたらす
【山の淑女】といわれ
ヨーロッパでは魔よけにもなっているとか
聖母マリアがキリストを連れ、ヘロデ王の迫害を逃れ
旅をしている途中、何も食べるものがありませんでした
マリアはナナカマド(七竈)に助けを求めたところ
ナナカマド(七竈)は自分の実を聖母マリアに差し出したのだそうです
神はナナカマド(七竈)を誉め
どんなに寒いときでも実が決して凍らないよう
実の中に十字の印をつけたといわれています
北欧やアイルランドの神話では
最初の女性はナナカマドから生まれたとか
ギリシャ神話では
ナナカマドは聖なるワシの流した血と羽から生まれたとも
いわれているようです
秋を彩るナナカマド
出会ったら様ざまな謂れを思い出してあげてくださいね
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